労働法の基本書、演習書等と使用法(2020年7月最終更新)

目次

 

基本書等は下に行けば行くほど情報量が多いです。まだ真面目に勉強し始めたばかりなので、そのうちアップデートしていきたいと思います。

 

分野の概要

労働法(分野名)は、次の3つの分野からなります。

  • 雇用関係法…使用者と個々の労働者との関係(契約)に関する諸法。基本的に労働基準法労働契約法判例法理。
  • 労使関係法…使用者と集団としての労働者との関係に関する諸法。基本的に労働組合
  • 労働市場労働市場の秩序を定めることにより、求職者・失業者に雇用の機会を提供するとともに、彼らの生活を保障する諸法。職業安定法、労働施策総合推進法(雇用対策法)、雇用保険法、労働者派遣法など。

司法試験科目「労働法」では、雇用関係法労使関係法が出題されます。

 

水町・労働法入門

労働法入門 新版 (岩波新書)

労働法入門 新版 (岩波新書)

 

水町先生による入門書。新書なのでさっと読むことができ、全体像を掴むのに向いています。

(2020年6月最終更新)

 

プレップ労働法

プレップ労働法 第6版 (プレップシリーズ)

プレップ労働法 第6版 (プレップシリーズ)

  • 作者:森戸 英幸
  • 発売日: 2019/04/30
  • メディア: 単行本
 

森戸先生による入門書。笑いながら読むことができます。顔文字が2000年代っぽい。

(2020年6月最終更新)

 

ストゥディア労働法

労働法 第3版 (有斐閣ストゥディア)

労働法 第3版 (有斐閣ストゥディア)

 

安定のストゥディア。ある程度基本法のバックグラウンドがある人が、労働法も一応知っておきたいということでとりあえず一冊読む場合、これが一番いい気がします。

(2020年6月最終更新)

 

水町・労働法

労働法 第8版

労働法 第8版

  • 作者:水町 勇一郎
  • 発売日: 2020/03/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

基本書。司法試験はおそらくこれ一択。森戸先生の入門書ほどギャグに走ってないけど、事例でクスッとさせてきます。

結局通読したのは本書だったのですが(国家総合職試験の前週に通読しましたが、おかげで全問正解できました(笑))、よく整理されているため、量の割に迷子になることがなく(その点では潮見・プラクティス民法 債権総論に似ているかも)、文章自体もとても自然で助かりました。いわゆる論点では判例ベースのケースを提示してから話を進めるので、具体的な適用場面がイメージしやすいのもよかったです。

なお、2年ごとに改訂することとされているようです(学部生の頃に購入していた6版はしがきより)。

 (2020年7月最終更新)  

 

菅野・労働法

労働法 (法律学講座双書)

労働法 (法律学講座双書)

 

体系書。用法上の凶器。実務家はまずこれを見ると聞きます。

(2020年6月最終更新) 

  

水町・詳解労働法

詳解 労働法

詳解 労働法

 

 体系書。なんと菅野・労働法(12版は1248頁)を上回る1432頁。水町先生の単著ですが、「内容のブラッシュアップのため、弁護士・社会保険労務士・研究者などから成るプロジェクトチームが、5年にわたって原稿をもとに議論して、改稿を重ねた」らしいです(詳解 労働法 特設サイト|東京大学出版会。ちなみにインタビュー形式なんですが、インワビュワー役のくまきち君がかわいいです)。

(2020年6月最終更新) 

 

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