WLS受験が終わった人・入学予定者のためのFAQ(2020年10月更新)

去年割と困ったので書きました。なお、入試については、2019年度早稲田大学法科大学院入試(再現答案へのリンクあり)

 

目次 

 

受験後(2020年9月追加)

情報がないよりはマシだと思うので、一応WLS生の間で一般に言われていることを書いておきますが、その信用性は各自でご判断ください。

 

合否および免除の有無・内容は、どのように決まりますか。

合否は専ら論文試験の点数で、免除の有無および内容はこれに書類点(ステートメント、学部成績、英語、推薦状)を加味して決まると言われています

なお、ステートメントにおいては、学部におけるアカデミックな経験(討論会、合同ゼミなど)や、早稲田大学法学部出身であることは、ポジティブに評価されていると言われています

 

合否および免除の有無・内容は、どのようにして判明しますか。

合否はオンラインで発表されます(日時については要綱を参照してください)。免除の有無・内容の通知書は、合格通知とともに郵送されてきます。2019年度入試(2018年8月実施)では、オンラインでの合否の発表の翌日に郵送されてきました。

 

点数はどのようにして開示されますか。

合格者には、12月に入学手続関係書類が送られてくるのですが、そこに点数が記載された書類が同封されています。点数は、科目ごとに(民法、刑法については第2問、第2問のそれぞれについて)記載されています。不合格者に開示がなされるかは不明です。

なお、上記書類を提出する(かつ学費等を振り込む)ことで入学が決定するので、(合格した場合に)入学するかどうかと点数が開示されるかどうかは関係がありません。 

また、採点基準は公表されませんし、合否および免除の有無・内容の決定においてこの点数がどのように考慮されるかも公表されていないので、大した意味はないように思います。

 

合格、半額免除、全額免除を得るためには、それをぞれ何点程度取る必要がありますか。

420点中、概ね200点が合格、250点が半額免除、300点が全額免除と言われています。もっとも、先に述べたとおり、免除の有無および内容は、論文試験の点数に書類点を加味して決まると言われているので、仮にこれが正しい場合、点数は決定的ではないことになります。

 

免除の有無および内容は入学後(2年目以降)に変更されることはありますか。

あります。少なくとも既修については、次のような運用になっています。

  • 1年目に免除(半額、全額)だった人は、成績が下位3分の1にならない限り、2年目も免除(少なくとも半額)がされる。
  • 上記の場合に、全額免除になるかどうかは、成績に応じて決まる(概ね20番以内と言われています)。
  • 1年目に免除がなかった人も、申請すれば審査され、一定の水準(それがどの程度かは不明)に達していれば、免除(半額、全額)の対象となりうる。

 

足切りとは何ですか。足切りされないためには、何点程度取る必要がありますか。

WLSの入試では、合計点が合格点に達していても、各科目の最低点(足切り点)を満たさなければ、不合格となると言われています足切り点は、概ね各科目の配点の30%程度と言われています

仮にこれらが正しいとすると、民法(配点150点)は45点、刑法(配点90点)は27点、憲法民事訴訟法、刑事訴訟法(配点各60点)は18点が足切り点であり、一つでもこれを下回る科目がある場合、合計点が合格点を超えていたとしても、不合格となります。

 

入学前

指定教科書を買う必要がありますか。

基本的にはありません。ほとんどの授業ではレジュメが配布され、教科書は、そこに乗っている設問への答えを準備する際に参照する程度だからです。

ただし、ケースブック(有斐閣の青くて厚くて解答がついていないあのシリーズ。科目によっては「ロースクール〇〇法」というタイトルであることもある)が指定されている場合、レジュメではなく、そこに書かれた設問への答えを準備することを求められることが多いので、買ったほうがよいと思います。

 

PCあるいはタブレットを用意すべきですか。(2020年10月更新)

はい。レジュメ(Webで配布)や文献データベース(LLI判例秘書、LEX/DB、Westlaw)にアクセスするために必須です。

コロナ前は、①基本的には持っているものをそのまま使うことになるものと思う、②新しく購入するのであれば、必修科目で使用する教室の机はかなり狭く、また、縦長のドキュメントを扱う機会が多いので、縦置きできるタブレットの方がよいのではないかと思う、としていました。

コロナ下では、自分のデスクで授業を受けることができ、スペースの多少の余裕があるので、ノートPCにフルHDのディスプレイ2枚をつなげて使用しています。フルHDだと、ノートPCの画面と異なり、横画面に縦長のドキュメントを表示してもあまりストレスがありません。

ノートPCにフルHDのディスプレイ2枚をつなげた場合、基本的には1台で済むのですが、Zoom(やWの独自システムであるMoodleのZoomに類似した機能であるCollaborate)まで1台で済ませようとすると、ファンが止まらなくなり、うるさいです。そのため、Zoom用のデバイスがあるとよいと思います。私はiPadが空いていたので(iPadに表示していたドキュメントはPCに表示するようになったので)、iPadをZoom用にしています。

 

プリンタは必要ですか。

はい。ただし、共用プリンタがあります。台数はよく覚えていませんが、待たされた覚えはありません。両面対応の白黒レーザーで、古いですが、特にクオリティが低いということはありません。紙は持ち込む必要がありますが、トナー(インク)使用は無料です(学費として徴収されているわけですが)。私は紙をAmazon法科大学院が入居する建物の隣のコンビニに発送して、自分のロッカーにストックしています。

 

入学前に何を勉強しておくのがよいですか。

予備試験を受けようと思うなら、入学後は慣れないこともあってかなり忙しくなると思うので、その過去問をやっておくとよいと思います。東大を受験しない場合、私立入試までに民訴・刑訴・会社法行政法はあまり勉強していないでしょうから、それをやるのもよいと思います。選択科目はそれからでよいと思います。

 

科目登録関係 

クラスとは何ですか。

必修科目(法曹倫理と実務基礎科目を除く。要するに法律基本科目)は、各科目、A〜Eの5クラスが設置されており(民事訴訟法総合IA, 同IB, 同IC…)、その中の一つが自動的に割り当てられます(判明するのは確か3月下旬)。そして、ある科目でXクラスが割り当てられた人は、他の科目についてもXクラスが割り当てられます(民事訴訟法総合IAの履修者は、民法総合1もA, 刑法総合1もA, 会社法1もA…)。その結果、ほとんどのコマを同じメンバー(40-50人くらい)で受けることになり、これをクラスと呼んでいます。なお、法曹倫理・実務基礎科目は必修で、かつ、自動登録ですが、クラスは法律基本科目と連動していません。

クラスは春と秋で異なります(秋はP〜T)。後述のように定期試験はクラス内の相対評価なので、平均化する趣旨だと考えられます。

春のAクラス、秋のPクラスは、3年次入学者クラスだと言われており、基本的には熱心な担当者が配置されています。

追記(2020年9月):3年次入学者クラスは、2019年の2年次生について設置されたのですが、2020年の3年次生・2年次生については設置されていません。前者が3年次には特別扱いする必要がないと判断されたからなのか、それとも効果が薄い・副作用のほうが大きいと判断されたからなのか、また、後者が2020年の2年次生の人数が多いからなのか、それとも特別扱いはそれとも効果が薄い・副作用のほうが大きいと判断されたからなのかは不明です。

 

1年次の必修科目は何科目ありますか。また、選択科目は何科目履修することができますか。

必修科目の数は、春学期は、7コマ(法律基本科目のうち憲法以外の6科目。刑訴は2コマ)と、法曹倫理、民事実務基礎です。秋学期は、6コマ(法律基本科目のうち刑訴以外の6科目)と刑事実務基礎です。

選択科目は、春学期に1コマ・秋学期に1コマ、または、秋学期に2コマ取ることができます。ただし、必修科目と競合して履修できないことが多く、また、演習科目や、司法試験における選択科目は、3年次配当のため履修できないことも多いです。無理に履修しなくても卒業単位数との関係では余裕があること、特に2年次春学期は慣れないこともあり必修科目の負担が多いことから、見送ってもよいと思います。

 

授業の受け方

授業に集中することは、司法試験との関係で有益ですか。

有益だと思います。WLSはかなり司法試験を意識しており、その範囲内の議論を丁寧に解説してくれます。ただし、担当者ガチャの側面は否定できません(しかも過度に高度な議論という方向ではなく、単に説明が下手という方向でダメな担当者がいたりいなかったり…)。

追記(2020年9月):本当に担当者ガチャの側面が強いです。

 

授業に集中しなくても、よい成績を取ることはできますか。

はい。私は予備試験対策で余裕がなく、授業を片手間に聞いていましたが(申し訳ない)、法律基本科目は全てA以上を取ることができました。

 

どれくらいまでの欠席が許容されますか。

チャレンジしたわけではないのでよく分かりませんが、3週間に1回程度遅刻し、また、どの科目も1〜3回程度欠席したような気がしますが、特に成績評価に影響したようには思いません。

 

コロナ対応で授業のやりかたはどのように変化していますか。(2020年9月追加)

原則としてリアルタイム(インタラクティブ)ですが、オンデマンド・教場実施科目もあります。体感的には、リアルタイムとオンデマンドが半々、教場実施科目がわずかにあります(全科目の10%もない)。教場実施科目については、教場実施では出席できない事情がある場合(地方や海外にいる、自身や家族に基礎疾患があるなど)、オンラインを併用してもらえるものもあります。

リアルタイム(インタラクティブ)科目では、ZoomまたはWaseda Moodleという独自のシステムのCollaborateというZoom類似の機能を使用します。オンデマンド科目では、Waseda Moodleという独自のシステムの機能を使用します(YouTubeみたいな感じ)。

 

定期試験・成績関係

成績評価はどのようにして行われますか。

評価は、A+, A, B, C, F, G, Hの7種類です。A+〜Cが合格、F〜Hが不合格です。GPAの算定にあたっては、A+=4, A=3, B=2, C=1, F〜H=0として換算されますが、F〜Hとなった科目は成績証明書には記載されません。

評価は、まず、絶対的評価によって不合格者が決定されます。Fは試験を受験したが絶対的に合格点に達しない場合、Gは試験を受験していない場合、Hは出席回数不足など試験を受けるための要件を満たさない場合です。

合格とされた場合、合格者の中で、相対的評価によってA+〜Cのいずれを与えるかが決定されます。割合は、A+:A:B:C=1:3:3:3です。ただし、履修者が少ない科目は適用除外とされています。

考慮要素・その比重は、科目により異なり、シラバスに掲載されています。例えば、次のようなパターンがあります。

  • 30%を中間試験、70%を期末試験で評価する。
  • 30%を受講態度、70%を期末試験で評価する。受講態度の評価にあたっては、中間試験・中間レポートの結果や、質問に対する応答の様子を考慮する。

 

定期試験はどのようにして行われますか。

全ての必修科目で2時間の論述式の期末試験があります。

中間試験・中間レポートはバラバラです。2019年春学期の場合:

予備試験の短答の問題を解いておけば困ることはないのではないかと思います。

 

定期試験の過去問は、制度上アクセス可能ですか。

はい。TKC(後述)にアップロードされています。

 

定期試験で使われる問題、解答用紙、六法はどのようなものですか。

問題はA4の普通にコピー用紙に印刷したものが配られます。2ページ以上ある場合、左上をホチキスで留めてあります。

解答用紙は、少し厚く滑らかな紙です。短答試験では、専用のマークシートが1枚配られます。普通マークシートは上から下に進んでいきますが、WLSのものは左から右に進んでいくスタイルなので少し戸惑うかもしれません。

論文試験では、A3サイズ、左右2ページ、両面印刷(したがって1枚あたり4ページ)の解答用紙が2枚(したがって最大8ページ。そんなに書くことはまずないですが)が配られます。1行あたりの高さや、各行の上から20%くらいのところに点線が入っていることは、司法試験の解答用紙と同じです(そのため、日頃から司法試験スタイルの解答用紙で練習しておくとよいかもしれません)。

六法は、デイリー六法の表紙を付け替えたものが貸与されます。

 

コロナ対応で定期試験のやりかたはどのように変化していますか。(2020年9月追加)

中間試験はレポートによる科目が多かったです。レポートは、問題を見てから一定時間(例えば2時間)以内に提出しなければならないものと、一定の日時までに提出すればよいものがありました。前者は文献を見ることを想定しておらず、通常の期末試験に近い答案を、後者は文献を見ることを想定しており、いわゆるレポート(論文のスタイルで書かれるもの)を想定していたように思います。

期末試験は、次のような手順で行われました。

  • 事前にTKC(後述)を通じて配布される答案用紙を印刷しておく。
  • 試験の20分前にZoom(事務所の職員がホストになっている)にログインする。ログイン先のルームは、TKC(後述)を通じて通知される。
  • Zoomにログインしたら、学生証を見せる。ここから提出まで常時Zoomに自身を写しておかなければならない。
  • 問題配布時刻になったら、問題がTKCを通じて配布される。問題配布時刻から解答開始時刻まで5分の確認時間が与えられ、この間、問題は見てはいけないとされる。プリンタがある場合、この間に印刷することもできる(私は全科目印刷しました)。
  • 解答する。解答時間は2時間(必修科目の場合)。なお、全科目で文献の参照が可とされ、六法は各自のものを使用することとされた。
  • 解答終了時刻になったら、解答を終了する。解答終了時刻から15分(だっけ?)の提出時間が与えられ、この間に、解答をスキャンし(事務所はAdobe Scanを案内していた)、TKCを通じて提出する。
  • 事務所の職員が提出を確認すると、Zoomから退出してよい旨告げられるので、退出する。

ちなみに問題配布時刻から解答開始時刻までの間は問題は見てはいけないとされ、また、解答終了時刻後の提出時間に解答を加筆してはいけないとされるが、監視する手段はありません(Zoomで手元は映らないのが通常なので)。また、Zoomで話し合ったりできないようにしているつもりなのだろうが、例えば協力者に問題のダウンロード・解答・スキャン・アップロードを頼んで、自分はただZoomに写っているだけということも可能なわけで、大した意味はないように思います。

 

再履修や留年になるのはどのような場合ですか。また、再履修や留年となった場合、具体的に何が起きますか。

必修科目が不合格だった場合、その科目が再履修となります。

必修科目のGPAが1.5を下回った場合、留年となります。留年となった場合、評価がB以下だった科目は全て再履修となります。また、留年となった場合、進級しないものとして取り扱われるため、3年次配当科目を履修することができません。また、2回目の留年で、退学となります。

 

追試とは何ですか。(2020年9月更新)

必修科目がFとなった場合、成績発表後に追試を受けることができ、そこで合格とされた場合、C評価が与えられます。

必修科目がGとなった場合、欠席の理由を記載した上で追試を申請することができ、審査の上当該理由が正当なものと認められた場合、成績発表後に追試を受けることができます。そして、そこで合格とされた場合、A+〜Cの評価が与えられます(Fの場合と異なりCに限定されません)。

なお、Gで正当理由が認められなかった場合およびHの場合には、追試は行われません。したがって、試験に遅刻して完全な答案を書ききることが難しそうな場合でも、試験場に入ることができるかどうかは重要な問題となります(入場できれば不合格でもFなので、追試で救済される余地がありますが、できなければGなので再履修が確定します)。もっとも、試験場での職員の対応を見ている限り、*分以内なら入場させる、といった一律の基準はなさそうです。

 

授業外のアクティビティ

予備抜けを目指さない場合、予備試験を受験することにはどのようなメリットがありますか。

短答の勉強で法律の構造が把握できる、論文の勉強でどのような理論が試験との関係で役に立つのか、また、身につけた理論を答案でどう表現すればよいかが分かるというメリットがあります。もちろんこれらのメリットは司法試験の問題を解くことでも得られるものであり、直接には予備試験を受けるべきことには繋がりませんが、中間目標として有益なのではないかと思います。

なお、一方で、かなりのパワーがない限り、授業に集中できなくなるため、理論が手薄になるというデメリットがあります。

 

自主ゼミを組むことにはどのようなメリットがありますか。(2020年9月更新)

勉強がはかどるというよりは(勉強は結局一人でやるものなので…)、モチベーションを維持したり、情報を交換したり、自分の知識を確認したり、自分の考えを相対化する場として有益です。なお、これらの目的との関係で、自主ゼミを組む相手は選んだほうがよいです。多少無理をしてでも優秀そうに振る舞っておけば、優秀な人のコミュニティに入れてもらえるのではないかと思います。

私は、2年次の間は、学部ゼミ同期と定期試験の過去問を解くゼミと、1学期のクラスメイトと知財判例百選を読むゼミを組んでいました。

3年次になってからは、Discordで司法試験の過去問を検討するゼミを作りました(自主ゼミオンライン化メモ(コロナ対応))。ゼミ自体も有益なのですが、ある程度考えなければならないような質問を思いつきで投げたりしても、興味のある誰かが一緒に考えてくれるというのは本当にありがたいです。

 

バイトはできますか。

1学期は週4〜5勤務でしたがギリギリ回せました。ただ、特に予習も予備試験の勉強も満足できるレベルまでやっていた最初の2か月は本当にきつかったので、やめたほうがいいです(もちろん、私がそうだったように、それでも働かなければならない事情がある人もいるとは思います)。

 

サークルはありますか。

質問箱でよく聞かれるけど知らない…

 

学習環境 

教員にどのようにして質問することができますか。

TKCにメールアドレス一覧がアップロードされるので、そのアドレスにメールすることができます。熱心な担当者に恵まれたからだとも思いますが、予備試験について質問したときも含めて、どの先生にも、快く回答していただきました。また、担当でない先生に質問したときも、やはり快く回答していただきました。

 

文献データベースはどのようなものが利用できますか。(2020年9月更新)

以下のものがあります。

 

図書館はどのようなものがありますか。

中央図書館、高田記念図書館、法律文献センター、各学部の学生読書室を使用することができます。

中央図書館は最も大きい図書館です。最近改装してカフェっぽくなりましたが、法科大学院からだとキャンパスを横断して行かなければならないこと(=遠い)、学部だと土曜の午後6字以降・日曜はここしか場所がなかったのですが、法科大学院は基本的に閉まらないことから、ほとんど行かなくなりました。

法学部の学生読書室は、法律文献に特化しており、また、法科大学院が入居する建物から近いので、よく使います。法律文献を探す場合、ここで見つからないことはほぼないです。PC使用規制席がほとんどなのと暗いのが玉に瑕。

社会科学部の学生読書室は、個人的に学部のときからゼミ室の上のフロアだったのでよく使っています。社会科学部の学生は勉強しないのでいつも空いていること、社会科学(法学、政治学、経済学、経営学etc)を浅く広く扱うという学部の性質上、各分野の良書が厳選されていること、狭いのでエアコンの効きがよいこと、PC使用規制がないこと、窓が大きく明るいところがポイント高いです。

高田記念図書館は研究書寄りの図書館です。学部生は紹介がなければ入れませんが、院生はフリーです。学部生がいないので学習環境としてよいと聞いています。

法律文献センターは研究者専用の図書館ですが、裏技を使えば入れます。知財関係の文献はここにしかないことも多いです。

 

自習室はどのような環境ですか。

法科大学院が入居する建物の最上階に、日曜も含めて基本的に毎日24時間開いている自習室があります。ただし、8月中旬の10日程度は閉まります。固定席ではありません。とても暗く(ビジネスホテルの廊下みたいな…)、また、とても狭いです。コンセントも1個しかありません。図書館やラウンジを使いましょう。

 

自習室の治安が悪いと聞いたのですが、具体的に何があるのですか。

物音を立てると舌打ちされたり、消しゴムのカスを投げられたり、基本書を置いておくと落書きされることがあると聞いています。図書館やラウンジを使いましょう。

 

レジュメの配布や連絡にはどのようなシステムが使われますか。

全学共通のものとしてMyWaseda, Course Navi, 法科大学院独自のものとしてTKC教育研究支援システム(TKCと呼ばれる)があります。

学部ではレジュメの配布等にはCourse Naviが使われていましたが、法科大学院ではほとんど使われず、代わりにTKCが使われます。大学事務局とのやり取りや成績開示などには、学部と同様に、MyWasedaが使われます。

TKCは、おそらく法科大学院設立時に作られて以来全くアップデートされていないレガシーオブレガシーで、UIがゴミオブゴミです。Course Naviがきれいに見えるレベルです。そもそも情報にたどり着くのが困難を極める上、このモバイルファーストの時代に重要なお知らせを掲載してもメール通知すら寄越しません。

MyWasedaは数年前に改修されたので多少はマシですが、物がまともでも使ってる職員が同じなのでやっぱりダメで、スパムみたいなメール(どうでもいいお知らせ)をたくさん送ってきます。ただ、私はそれゆえにMyWasedaの通知を全部ゴミ箱行きに設定していたところ、情報倫理研修(Course Navi上でビデオのリンクをクリックしては閉じるあの茶番)を受けるようにという複数回の警告をスルーしてしまい、教務主任(しかも顔見知り)と面談になってしまったので、受信トレイをスキップする程度にしておいたほうがいいです(でもオオカミ少年なのは事務所の方だからな)。

メールはG Suiteです。余計なカスタムで使いにくいですが、まあ一番マシです。