自動車運転免許について

高齢者の運転免許の問題って難しいですよね。ぼんやり考えたのでメモ(全然法律論じゃないです)。

 

更新の厳格化

まず考えるべきなのは、免許期間の短縮(例えば1年)と、認知能力や身体能力に問題がないかの試験の複雑化ですよね。面倒だという声が必ず返ってくるでしょうけれども、人の生命がかかっているわけですから、それくらいはね…

 

都市と地方で分ける

こういう事故が起こると、たいてい「n歳以上は運転免許を取り上げろ」という声が盛り上がり、それに対して「地方では生活できないんだ」という反論がなされます。だったら都市だけ厳格化すればいいんじゃないの、というわけです。

都市では、人が多く、事故の場合に被害が拡大しやすい一方、自動車がなくても公共交通機関を使って生活できます。それに対して、地方は確かに自動車がないと生活できない一方、暴走してもあまり被害が拡大しません。もちろん皆無だとは言えないですが、全体としてそういう傾向はあるわけで、政策決定にあたっては考慮してよいでしょう。危険な街が嫌なら都市に住めばよいわけですし。

運転免許は日本中どこでも通用するから居住地で制限してもあまり意味がないという考えもあるかもしれません。もしそうなら、通用する範囲を居住地を中心とする一定の市町村に限るといった対応ができるのではないかと思います。警察にたまたま止められなければバレないという意味で、エンフォースメントは難しいような気もしますが、それは例えば「普通自動車免許しか持っていないのに中型車を運転してはいけない」というルールについても同じであり、だからといって普通自動車免許しか持っていないのに中型車を運転する人が溢れているわけではないことから、それなりに意味があるのではないかと思います。

 

自動運転

でも、一番は自動運転を実用化してもらうことですよね。テスラやフォルクスワーゲンに期待です(他力本願)。

自動運転時代の法についてはこの2冊を読みたいなと思いながら読めていないですね…

ロボット・AIと法

ロボット・AIと法

 
AIと憲法

AIと憲法

 

もう合格or卒業まで読める機会はないかもしれない…

個人的には、交通事故にはそれほど関心がなかったのですが、自動運転化するとなると俄然興味が…

 

自動運転時代の運転免許

あの2冊を読まずに適当なことを言うのもなんなんですが、適当な思いつきを書くのがこの記事の趣旨なのでそれは置いておくと、自動運転が定着してくるとAT限定みたいにSD (self-driving) 限定免許を作ることもできるようになるかもしれません。そうなると、厳格化もやりやすいですね。

追記(2020/12/8):だいぶ時間が経ってしまいましたが、その後実際にそういう流れで進んでいるようです:高齢者運転で実車試験、サポカー限定免許導入へ 警察庁有識者分科会(1/2ページ) - 産経ニュース(2019/12/19)、改正道交法が成立 あおり運転厳罰、実車試験など高齢運転対策も: 日本経済新聞(2020/6/2)。