早稲田大学法科大学院 2019年度入試 再現答案

早稲田大学法科大学院 2019年度入試(2018年8月実施) 刑事訴訟法 再現答案

(評価:30/60点) 1 Bの供述録取書を証拠とすることは,「公判期日における供述に変えて書面を証拠と」することにあたるから,伝聞例外の各規定に当たらない限り,証拠調べを認めることはできない(320条1項). 2 Bの供述録取書は,「被告人以外の者…の供…

早稲田大学法科大学院 2019年度入試(2018年8月実施) 民事訴訟法 再現答案

(評価:51/60点) 1 既判力 既判力とは,確定判決の有する,裁判所と当事者に対する実質的確定力である. 既判力の客観的範囲は,原則として「主文に包含するもの」(114条1項)に限られる.判決主文は,原告の裁判所に対する申立てたる訴えに対する応答で…

早稲田大学法科大学院 2019年度入試(2018年8月実施) 憲法 再現答案

(評価:42/60点) 1 被告人の主張 (1) Xは,宗教上の信念から,しめ縄や神具に用いるために大麻を栽培し,起訴されている.宗教上の信念に従って行為することは,信教の自由(20条1項前段)として保障されているから,宗教上の信念に従った栽培を理由にXを…

早稲田大学法科大学院 2019年度入試(2018年8月実施) 刑法 再現答案

(評価:問題1;49/60点、問題2;26/30点) 問題1 1 甲の罪責 (1) 傷害致死罪(205条) a 「身体を傷害」するとは,身体の生理的機能を害することをいう.甲は包丁をBに突き刺し,倒れさせたから,これを満たす. 「人を死亡させた」について,Bは死んだから…

早稲田大学法科大学院 2019年度入試(2018年8月実施) 民法 再現答案

(評価:問題1;60/75点、問題2;42/75点) 問題1 現行法に基づいて解答する. 1 問題1(1)について (1) Eは甲土地の抵当権を有するか.AはCの親権者であり,子Cの代理権を有する(824条本文)から,本件抵当権は有効に設定されたものとも思われる. しかし,…